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2020年2月18日

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金融機関向けユーザー会!「CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCE」開催レポート

こんにちは。マーケターの石田(@Onegai_MyMeIody)です。
普段はマーケティグを中心にデジタル周りの諸々やブランディング、オウンドメディアの運営等の仕事をしています。今回は、「CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCE」開催レポートと題して、2019年11月18日に日比谷国際ビル コンファレンススクエアにて行われたユーザー会の様子をご紹介します。

CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCEとは

CYDAS USER SUMMITは、CYDASが年に数回、開催しているサミットです。CYDASをご活用いただいているユーザさまや、導入を検討中の未来のユーザさまをお呼びして、システムの活用方法や人事の課題、施策などを共有するイベントです。

直近では、京都大原の旅館にて、普段からCYDASをご愛顧いただいている21社34名のユーザーさまをお招きして「CYDAS PREMIUM USER SUMMIT」を開催。

CYDAS PREMIUM USER SUMMITの開催レポート

そんなCYDAS USER SUMMITを、今回はFOR FINANCEということで、金融機関のユーザさま向けに特化して開催しました。
一概に人事の課題といっても、規模はもちろんのこと、業種業態によって特性はさまざまです。たとえば、地方銀行では、吸収合併により、元の銀行との違いから人事情報の管理や人事評価が難しくなっている点など、多店舗展開している金融機関ならではの課題があります。
そういった業種別の課題をどう解決していくのか?サイダスのサービスによってどう変化していけるのか?
今回は同じ業界の人事部だからこそ分かる悩みや課題を共有しながら、新たな人事施策のヒントにしていただく場として開催しました。

ということで、今回は業種限定USER SUMMITの第一弾として、金融機関の企業さまをお招きして「CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCE」を開催しました。この記事ではその模様をハイライトでお伝えします。

セッションを真剣に聞く代表の松田と、その横で必死にスライドを操作する僕

ご参加いただいた企業さまの声

今回のUSER SUMMITでは、地方銀行をはじめとして、信用金庫、保険、証券などなど、金融機関を中心に22社43名の企業さまにお集まりいただきました。
ありがたいことに、事後アンケートでの満足度平均が10段階中8.9の評価をいただくなど、非常に好評な意見をいただきました!

  • 親密な銀行さんにも参加してもらいたい。社長の地銀協での講演を聞いて参加する地銀が増えて欲しいですね。(銀行)
  • 非常に有意義な時間でした。ありがとうございました。(銀行)
  • 情報交換は大変有意義でした。今回のつながりは今後の業務につながると思います。今後も継続して参加させていただきたいと考えております。ありがとうございました。(信用金庫)
  • 御社のサービス内容について、一度詳しい説明を聞いてみたいと思っています。(保険)

CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCEの様子

当日のスケジュールはこんな感じでした。なかなかの詰め込みっぷりです。

15:00 Opening
15:10 Introduction by シミックホールディングス 藤崎さま
15:20 ユーザーボイス① by 大分銀行 川越さま
15:40 ユーザーボイス② by きらぼし銀行 吉田さま 山本さま
16:00 Workshop
16:40 ユーザーボイス③ by シミックホールディングス 藤崎さま
17:10 slidoによる質問回答タイム
17:30 懇親会

Opening


まずはオープニングの挨拶です。
司会の神田(@hatarakumisaki)は、当会の運営のメインスタッフ、司会を務めるのも今回が2回目。

Introduction by シミックホールディングス 藤崎さま


開会の挨拶の後は、シミックホールディングスの藤崎さまによる登壇です。
シミックさまは金融機関ではないのですが、サイダスをとても活用していただいているユーザーさまで、ユーザ会(CYDAS USER SUMMIT)の会長として今回も協力していただいています。


藤崎さまからは、守備型人事と攻めの人事のお話、タレントマネジメントは攻めの人事の有効な手段であることを踏まえて、ユーザー会を通じてタレントマネジメントメソッドを構築していきましょう!というお話をしていただきました。
まさにユーザー会のIntroductionにふさわしいプレゼンで、最初は緊張していた会の雰囲気も一気に和らぎました。

ユーザーボイス① by 大分銀行 川越さま


Introductionの次は、大分銀行さまによるユーザーボイスです。

サイダスの導入目的や、今後期待していることはもちろん、従業員や組織のためにタレントマネジメントを検討した背景から、具体的な人材戦略、キャリアデザインなどの話を、経営戦略、営業戦略なども絡めたお話をしていただきました。

非常に綿密に研究・設計されたキャリアデザインのお話で、ユーザーのみなさまもとても真剣に聞いていました。

▼大分銀行さまのサイダス導入事例はこちら

ユーザーボイス② by きらぼし銀行 吉田さま 山本さま


続いて、きらぼし銀行さまによるユーザーボイスセッションです。

きらぼし銀行さまには、9月に京都大原で開催したCYDAS PREMIUM USER SUMMITでもご登壇いただきましたが、今回は、FOR FINANCEということで金融業界の複雑性や、それに伴う組織変革、あるいは組織変革としての人事変革と、銀行ならではのお話をしていただきました。


時折ユーモアも交えながらしていただいた、自行での適性検査、ES調査の結果を踏まえた具体的なサイダスの活用方法のお話は大変興味深いものでした。

▼きらぼし銀行さまのサイダス導入事例はこちら

サイダスによるセッション


また、ミニセッションとして、きらぼし銀行さまの課題に対してサイダスがどう答えていったのか?というお話を、サイダスカスタマーサクセスチームの塩崎がさせていただきました。テーマは、「データ・ドリブンなハイパフォーマーの見つけ方」です。


「ハイパフォーマーが欲しい」とは言うものの、ハイパフォーマーって具体的にどんな人材?という点は、しっかり言語化して定量化した指標を設定する必要があり、意外と難しい課題ではありますが、まさにタレントマネジメントの本領発揮!といった分野です。

Workshop


ここで前半のセッションが終わりました。休憩を挟んで、次はワークショップです。

事前にサイダスで指定したグループに分かれていただき、「タレントマネジメントシステムで実現したいこと」をテーマにディスカッションしていただきました。


やはり普段から人事について真剣に考えているみなさん、このワークショップは大変な盛り上がりで、ほとんどのグループで「続きは後の懇親会で……。」と時間が足りない様子でした。

ユーザーボイス③ by シミックホールディングス 藤崎さま


最後のセッションは、Introductionでもお話しいただいたシミックホールディングスの藤崎さまによるユーザーボイスセッションです。
システムをフルにご活用いただいて、タレントマネジメントが運用できているシミックさまだからこそのお話が盛りだくさんでした。


シミックさまならではのサイダスの運用体制、システム担当の人数など、かなり実用的な話をしていただきました。前回のPREMIUM USER SUMMITでも「攻めの人事」というテーマでお話をされていましたが、今回も「攻めの人事を実現するために、どんなシステムを、どんな風に稼働させていくか」といった、かなり踏み込んだお話をしていただきました。

▼シミックホールディングスさまのサイダス導入事例はこちら

slidoによる質問回答タイム


すべてのセッションが終わった後は質問回答コーナーです。
サイダスのUSER SUMMITでは、「slido」というツールを使っていて、参加者の方がプレゼンを聞きながらリアルタイムで質問を送ることができます。

実際に集まった質問の一部(キュービック(CUBIC)は適性検査のこと)

かなりたくさんの質問をいただいたので、時間の関係で残念ながらすべての質問にお答えすることはできませんでしたが、今回お答えできなかった質問は、次回以降のUSER SUMMITのテーマにしていきたいと思います。あまりにもたくさんの質問が寄せられたので、この質問内容だけでもう1回USER SUMMITが開催できるんじゃないか?と思う程でした。

懇親会

17時からは懇親会です。
今回は、ケータリングサービスを利用しました。

ケータリングと言うと、どこかこじんまりとしたイメージを持っていましたが、今回はかなり豪華な料理で驚きました。味も美味しかったので、運営スタッフ側として参加した僕もたくさん食べてしまいました。


ご参加いただいたユーザさまも、ワークショップでは話しきれなかった人事のことや、もちろん業務外のお話も含めて楽しんでいただけたようでした。
ぜひ、この機会に横のつながりを作っていただいて、サイダスをより活用していただけるような情報交換を定期的にして欲しいなと思っています。

CYDAS USER SUMMIT FOR FINANCEを終えて

今回のCYDAS USER SUMMITでは、各社のサイダス製品の活用方法についての共有や、ユーザーさま同士の情報交換が活発にされている様子を目にしました。
金融機関限定ということもあり、全業種を対象とした普段のUSER SUMMITよりも、かなり具体的で複雑な話が多かったように思います。

また、ワークショップや懇親会では、ユーザーの皆さまに混じってお話をすることができ、我々にとっても大変に嬉しい時間でした。
参加された皆さまにとっても、少しでも有意義な時間であったなら幸いです。

CYDAS USER SUMMITは、今後も定期的に開催を予定しています。
サイダススタッフ一同、また皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

2020年2月18日

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